知事からのメッセージ

県民の皆さんへ

こんにちは。帆立山県知事の鰐浜直樹です。

最近、県庁の近くにある木立の間を歩いていると、

小さな風の音が、とてもはっきりと聞こえることに気がつきました。

わたしたち猫人間は、耳が少しだけ敏感かもしれません。

でも、聞こえるのは音だけではなく、

たぶん、誰かの気持ちや、まちの声も——

風にのって、届いてくるのだと思います。

春の帆立山は、海の色がやわらかくなって、

まちのあちこちで小さな花が咲き始めます。

あの花を見つけたとき、みなさんは何を思いますか?

私はいつも、

「この美しさを、10年後、20年後にも残したい」と思います。

大きなことは、まだ全部はできません。

でも、小さなことを見逃さず、ていねいに手を入れていくこと。

それが、帆立山県という場所の未来をつくると、信じています。

このページでは、ときどき、こんなふうに、

日々のことや、考えていることを書いていこうと思います。

どうか、肩の力を抜いて読んでくださいね。

それではまた、風の音とともに。

帆立山県知事
鰐浜直樹